2010年04月01日

小学教科書検定 算数、理科を文系教員にも優しく(産経新聞)

 「ゆとり教育」の反省から厚くなった小学校教科書。特に算数、理科では約10年前の平成12年度検定時よりページ数が7割近く増えた。一方、団塊の世代の退職で35歳未満の若い教員が全体の2割と目立ついまの小学校現場は、先生自身が理数が苦手な「文系」「ゆとり型」教員が多い。教科書会社はこうした現状を考慮して、児童だけでなく教員が指導しやすい教科書づくりに重点を置いた。

 「平行四辺形の面積の求め方を考えて、図や式で表しましょう」。大日本図書は算数の教科書で各単元の最初の見開きに、解き方の考えを書き込ませる空欄を設けた。解き方の説明は次のページで、児童は結論を最初から目にすることなく、クラスメートと意見交換しながら解決の糸口を探る。

 また新学習指導要領の影響で練習問題が増えたため、限られた授業時間内で教えられるよう問題に重要度を示すマークをつける工夫も。大日本図書は「算数は知識や技能だけでなく、友人と話し合って新しいことを発見することで、次の学習へ進む意欲をもてるようになる。そんな授業をしやすいように意識した」と話す。

 理科の教科書では考察力だけでなく、実験や観察のやり方を詳しく紹介するなど工夫が凝らされた。

 東京書籍は、物を燃やす働きのある気体を調べる実験で「□調べる気体□集気びん□ふた」など、実験で準備すべき物を今回初めて掲載。実験の手順もフローチャート式にして一目で理解できるよう記述した。

 また「ろうそくの火は酸素の中では激しく燃えた」などの実験結果と、「酸素には物を燃やす働きがある」などの結論を別々に記載。実験結果から考察し、科学的な思考を経て結論を導くというステップを踏むよう工夫した。東京書籍は「理科が苦手な先生にも教えやすいようわかりやすい記述、丁寧なステップを踏む授業が行えるよう心がけた」と話す。同社では教員が単元を入れ替えて指導したり、1年前の学年を振り返る際、指導しやすいように上下巻に別れていた4〜6年の理科の教科書を各学年でそれぞれ1冊にまとめた。

 文部科学省によると平成19年時点で、公立小学校の教員は、団塊の世代の退職の影響で全体の約20%が35歳未満の若手の教員。同省は「ほとんどが文系学部の大学出身者とみられる」と指摘する。

 小学校教育に詳しい教育評論家の阿部進氏(79)は「教科書の改善も必要だが、重要なのは先生自身が、生徒が面白いと感じる授業について自主的に研究し続けること。文系とか経験の浅さは関係ない」と話した。

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posted by クラモチ セイジ at 02:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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